オーソドックスな8面体のランプシェード。教室では生徒の皆さんがそれぞれ異なるデザインを入れて仕上げてくれます。
趣味、習い事を、生涯学習を楽しむ
千葉県勝浦Atelier Reverie
ステンドグラス教室 サンドブラスト教室
●チュウリップの8面体ランプ2
前回のアップ分は下記へアクセス下さい。
ガラスカットとルーター作業を終え各ガラスピース側面へ銅のテープを貼り付けて行きます。今回のランプは8面体です。8枚の面は全て同じデザインなのでまずは枚数分を板状のステンドグラスへ仕上げて行きます。
ステンドグラス制作の工程の基本は平面作品、立体作品、小さなものから大型のランプまでその工程はほぼ同じです。何を作るか、サイズはどうするか、ステンドグラスとしてのデザインを考えながら使用するガラスを決めて行きます。今回の8面体ランプはパターンブックのデザインですがそのままでは物足りないので改良したものです。パターンブックなどの作品はそのままでも良いですが少し手を加えるとより良いものになる場合が多く有ります。普段からあれこれ考えるのも良い勉強になります。
同じ大きさの板状のステンドグラスを8枚作ってゆきます。同じ大きさにするために周囲を枠で囲み固定させ半田付けで仮止めを行ってゆきます。この枠にはめ込む作業はルーター作業の時も行います。同じ形、同じサイズのガラス板にしないと8面体のランプとして立体に組上げる時に合わなくなります。デザインの線が多く入ったステンドグラスなどはこの枠に入れる作業が結構難しいです。今回作ってくれている生徒さんは経験も豊富な方なので綺麗に枠に入っていますね。
枠へ入った各ガラスピースを仮止めし固定させて行きます。問題なく進んでいますね。仮止めの半田付けを終えたら枠から取り外す。この作業を枚数分行い同じ形、同じ大きさの板状のステンドグラスを作って行きます。
板状になった各ステンドグラスの半田付けを仕上げて行きます。ランプシェードの側面への半田付けも丸みを帯びるように丁寧に仕上げて行きます。
板状のステンドグラスが枚数分出来ました。写真は6枚になっていますがあと2枚はちゃんと作ってあります。良い感じにここまで来ていますね。半田付けも綺麗です。頑張って素敵なランプを完成させて下さい。次回は組上げ作業をアップしたいと思います。
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【制作教室】
Atelier Reverieでは趣味、習い事、生涯学習として楽しく学ぶステンドグラスとサンドブラストの各教室を開催しています。経験の無い方でも安心して基礎から丁寧な指導を行っています。年齢性別を問わずステンドグラスは世界中で多くの愛好家が学び楽しめる伝統工芸です。日本国内でも多くの教室が活動していますので興味が有る方は是非学んでみて下さい。
【プロを目指したい方へ】
職業としてステンドグラスの技術を学びたい方、先々ご自身の教室を開きたい方へプロ養成として技術者養成講習を行っています。特に教室運営を目指したい方へ適した技術と知識の取得内容です。全く経験がない方へ個人指導の環境で学べます。技術の基礎から教室運営の内容まで指導しおります。
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