生徒さんが作るオリジナルなステンドグラスのテラリウム。好きな形を考案しガラスを切って作ってゆく。テラリウムの制作は専門に行う方もいます。
ステンドグラス サンドブラスト 教室 Atelier Reverie 千葉県勝浦
主に植物を入れて楽しむステンドグラスのテラリウムです。様々な形があり自分の好みのテラリウムを作るには図面から作業をしてゆきます。Atelier Reverieの教室では現在初心者から少し進んだ時期から簡単な図面制作を教えています。
オリジナルなステンドグラスの立体作品の制作は上写真のように厚紙で模型を作る事を推奨しています。この模型は大きさや角度など実際にはどのような雰囲気になるのかを確認できます。模型を作ると色々な事が分かってきます。この時点で変更箇所があれば修正してゆきます。ランプシェードなどは模型にデザインを書き入れる事もとても大切です。
ステンドグラスのテラリウムは人気が高く質問も多く頂きます。実はこれらテラリウムは結構難しい面を多く持ちます。正確な型紙作り、正確なガラスカットを行わないと上手く組んで行けません。透明なガラスを使用する事から内側の半田付けにも気を使います。
一枚のガラス片へデザイン線を入れる場合も同じものを正確に作ってゆかなければなりません。それらが組み合わされて組まれてゆきます。
多面体の作品は全てそうなのですが一つ一つの工程の丁寧さが大きく出るのがテラリウムの制作になります。組み上げる時にズレてゆきます。どこかでそのひずみが顔を出してきます。
良い感じに仕上がり最終の色付け作業。販売されているテラリウムの多くは半田の線に色付けを行っていないものが多いです。上にも記しましたがテラリウムは内側もほぼ透けて見えますのでその部分も丁寧な作業を行わないと完成度が低くなります。色付けも内側の作業は苦労します。教室では濃いブラウン系の色を時間をかけて付けてゆきます。
半田付けもスッキリ綺麗に仕上がりましたね。テラリウム作りは結構はまります。今回6面体を基本とした立体ですが8面体も人気が高いです。他サッカーボール型や正方形の立方体、ハウス型などなど好みの形を是非作ってみてください。教室では6面体のペンシル型のテラリウムを図面から教えています。
ステンドグラス制作を行っていない場合、文中の専門用語等が分からない部分も多いと思います。制作に関する内容、工程などは別のカテゴリーで徐々に紹介してゆきたいと思います。ステンドグラス制作は独学で行うことは困難です。趣味や生涯学習で学ぶステンドグラスの教室は日本全国多くありますので学びたいと感じている方は地元の教室へ参加することをお勧めします。