来週あたりから少し暖かい日が増えそうです。今年の千葉県勝浦は結構寒さが厳しいです。寒い中、教室へ参加頂く皆さんへは有難うございます。頑張って制作に励んで頂き私も嬉しい限りです。今回紹介するのはミニティファニーのランプです。生徒さんが頑張って作ってくれました。このブログにアップされる内容は制作された年月はランダムです。過去のブログに使用した写真なども再度使用する事があります事ご理解下さい。
パンジーのミニティファニーランプ
小型のティファニーランプはステンドグラス教室ではとても良い課題になります。ステンドグラス制作の基本が身に付いた方であれば十分製作可能です。このランプシリーズはデザインの種類も多くその中でも人気の高いものがあります。
型紙作りからガラス選び、ガラスカット、ルーター作業、テープ巻きそしてはんだ付け。最終的にははんだ付けされた部分を色付けして完成。写真はまだ型から外していない状態。はんだ付けで各ガラスピースが動かないよう固定しているところ。一番ワクワクする時期かもしれませんね。
はんだ付けの仕上げ(盛上げ)が完了したら最後にはんだ付けされた線を濃い茶系の色合いにして行く作業、色付けです。ステンドグラスは、はんだ付けされた部分はグレーです。通常は色付けという作業を行います。付ける色の濃度や色合いなどは制作者や工房、教室により若干異なってきます。私は濃いブラウン系が好みです。全体をひきしめてくれ落ち着きが出てきます。
小型のランプですがガラスピースも200以上ありますので完成した時の嬉しさも大きいと思います。板ガラスから一つ一つ切り出して作られるステンドグラス。パンジーのデザインは人気も高くまた作る人それぞれが異なるガラスを使用しますので個性が出てきますね。とてもあでやかで明るい雰囲気のランプに仕上がりました。次回作も完成度を更に上げて制作に励んで頂ければと思います。
ステンドグラス制作を行っていない場合、文中の専門用語等が分からない部分も多いと思います。制作に関する内容、工程などは別のカテゴリーで徐々に紹介してゆきたいと思います。ステンドグラス制作は独学で行うことは困難です。ステンドグラスの教室は日本全国多くありますので学びたいと感じている方は地元の教室へ参加することをお勧めします。