多面体、6面構成のティファニー技法で作るランプ。薔薇の花の中へ愛猫が顔をのぞかせています。
趣味、習い事
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千葉県勝浦Atelier Reverie
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●薔薇と猫の６面体ランプ3
●薔薇と猫の６面体ランプ1
●薔薇と猫の６面体ランプ2
●薔薇と猫の6面体ランプ3
制作されている生徒さん、教室をお休みされていた期間もあり前回アップから大分たってしまいましたが順調に作業は進んでいますね。もうすぐ完成ですので丁寧に仕上げて行きましょう。少し前に戻りながら概要をアップしています。
大輪の薔薇とリーフを各面へ配置したとても豪華なデザイン。ひとつの面へは猫ちゃんが配置されています。原画を作るのにも時間がかかりましたね。構成、デザインは後の変更が難しいのであれこれ悩みながら完成させて行きます。
ステンドグラスはデザインにもよりますが結構細かなガラスピースになります。一枚のガラスから様々な形のピースを切り出してゆくガラスカットの作業。出来る限り後に行うルーター作業に頼らずガラスカットの時点で型紙通りに切り出してゆきます。ガラスカットの技術を磨くにはルーター作業に頼ってはいけません。
薔薇の花びらはクリアー感のある明るめのレッドとアンダーな濃い目のレッドのガラス2種を使っています。更に変化を持たせる為にガラス裏側へサンドブラストを使用し色の深さを落としているピースも取入れています。微妙な色合いや深さの調整ですが面倒がらずにこだわりを持つ事は美術工芸の制作では大切です。
多面体、6面ありますので各面を仕上げて行きます。同じサイズ、同じ形のものを6枚作ります。ここでサイズが異なったり形がずれて作ってしまうと後の立体への組上げ時に支障が出てしまうので枠などで囲み同じものを半田付けで固めて行きます。
立体への組上げ作業です。この作業もズレないように慎重に行います。このランプは縦に3段構えの形です。上部の空いた部分と下部にはもう一列ガラスの帯が取り付けられます。まずはメインの薔薇の花のパネルを6面体へ半田付で組んで行きます。
メインの薔薇の部分とその上部へ各面が取り付けられた状態です。まだ各面の接続線の半田の仕上げは行っていません。この後に下部へ裾の部分のガラスが付いて組上げ作業は終了です。
この時点で明かりを通して雰囲気を見てみました。解り難いですが上写真はランプの内側を見ている所です。薔薇の花びらの変化やリーフの色合いなど良い感じです。猫ちゃんも綺麗に現れましたね。バックグラウンドも結構迷いましたが自然な感じが出て明るいガラスの色合いや質感も薔薇の花を邪魔せず合っていると思います。あと少し作業がありますが完成まじかです。頑張りましょう。
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【制作教室】
Atelier Reverieでは趣味、習い事、生涯学習として楽しく学ぶステンドグラスとサンドブラストの各教室を開催しています。経験の無い方でも安心して基礎から丁寧な指導を行っています。年齢性別を問わずステンドグラスは世界中で多くの愛好家が学び楽しめる伝統工芸です。日本国内でも多くの教室が活動していますので興味が有る方は是非学んでみて下さい。
【プロを目指したい方へ】
職業としてステンドグラスの技術を学びたい方、先々ご自身の教室を開きたい方へプロ養成として技術者養成講習を行っています。特に教室運営を目指したい方へ適した技術と知識の取得内容です。全く経験がない方へ個人指導の環境で学べます。技術の基礎から教室運営の内容まで指導しおります。
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