３月に入りましたね。気温も大分過ごしやすい日が増えて来ました。教室も昼間は暖房をつけない日がちらほら。
ステンドグラス・サンドブラスト 教室 Atelier Reverie 千葉県勝浦
ステンドグラスで作る万華鏡
基本形の３枚の長方形の鏡を組み合わせて作る万華鏡。その映像は人の心を引き付ける魅力があり多くの万華鏡ファンが世界中にいます。
オブジェクトケースの中には好みの具材を入れて様々な映像を作り出してゆきます。3ミラー、2ミラー、私は作った事が無いですが4ミラー、テーパードミラーなど鏡の形や組方で作られる映像も違ってきます。私の好みは基本形の3ミラー、具材を入れるケースはホイール型です。
Atelier Reverieのステンドグラス教室でも希望者へ万華鏡は教えているのですが近年作る人が少なくなりました。万華鏡はブームの周期が結構ありその時期になると問い合わせも多く万華鏡だけ作りたいという希望者が増えてきます。ステンドグラスでボディーを作る場合はステンドグラス制作の基礎的内容が必要になります。ガラスが切れて半田付けが有る程度こなせれば様々な万華鏡作りが可能です。
他のステンドグラス教室で万華鏡のみの特別講習を行う事があるのですが全てのステンドグラス教室で作れるわけでは無いのでステンドグラスで作る万華鏡を希望する方は必ず問い合わせた方が良いです。ステンドグラスで作る万華鏡といってもそれはボディーの事です。ボディーは木製や金属、粘土などで作る事も有ります。寄木で作られたボディーなどとても良い感じです。
ボディーはガラスでも木材でも金属でも、内部のミラーシステムは同じ構造です。使用するミラーも通常の鏡ではなく専用の物を使用します。
上写真はホイール型の内部へ具材を入れるタイプ。中に入れた具材がホイールを回転させることで微妙に動きとても綺麗で奥深い映像が作られます。具材も色々ですがビーズやジュエル、ガラス片など透明度のあるものから不透明なものまで色々試しながら選んでゆくのも万華鏡作りの楽しさの一つです。
大分昔になりますが私が万華鏡作りにはまってしまった要素の中に、半田付けの飾りがあります。飾り半田と言う人もいます。今回アップしている作業写真は生徒さんのものです。練習も必要ですがとても飾り半田が上手になった人でもあります。飾りつけも種類が豊富で3種類くらい出来るようになると様々なステンドグラスの小物作りに流用出来ます。教室でも小物作り、箱物などの制作では飾りつけを教えています。ステンドグラスで作る万華鏡に興味が有りましたら声をかけてみて下さい。
Atelier Reverieでは趣味、習い事、生涯学習として学ぶステンドグラス制作の教室を開催しています。経験の無い方でも安心して基礎から応用まで様々な作品作りをとおして学べます。ステンドグラスの技術は年齢を問わず世界中で多くの方が学び楽しんでいる伝統工芸です。日本国内でも多くの教室がありますので興味が有る方は是非学んでみて下さい。
【プロ養成講習】
職業としてのステンドグラス技術を学びたい方、将来教室を開きたい方へ技術者養成講習を行っています。特に教室運営等を目指したい方へ適した技術と知識の基礎を学ぶ事を目的とした個人指導の環境で学べる講習です。プロを目指したい方、経験の無い方へ基礎から技術を学びませんか。
このブログに関して、また他にご質問など御座いましたら下のリンクより専用フォームへアクセス出来ます。ステンドグラス制作、サンドブラスト制作の経験が無い方へ出来る限りお答えしています。