生徒さんが手掛けた多面体のランプ。ノスタルジックな雰囲気のランプに仕上がりました
趣味、習い事を、生涯学習を楽しむ
千葉県勝浦Atelier Reverie
ステンドグラス教室 サンドブラスト教室
●ステンドグラス ８面体ランプ
現在ステンドグラス教室では多面体のランプを手掛ける方が多くなっています。ランプシェードの場合は様々なバリエイションがあり制作の難易度も変化します。多面体に限らずですが、ある一定のパターンを繰り返すデザインと同じガラスピースがほぼ無い総絵柄のものに分かれてきます。パターンのデザインは一見簡単そうに見えますが同じピースを何枚も作ってゆく場合その正確差も大切です。また繰り返すパターンの色使いも悩むところです。総絵柄の場合は一見難しそうに見えるものですが自由度やデザインで逃げる事が出来るので思っているほど難易度は高くならない場合が多いです。どちらにせよ丁寧な各作業を怠れば後々それらが表面へ出てきます。ベースの高さが30センチ位であればガラスピースの数も150ピースから多く見て350ピース位のランプを皆さん手掛けています。
生徒さんが完成させた8面体のランプです。周囲がもう少し暗いとランプとしての色が出るのですが明るい時間帯の写真なので残念です。ノスタルジックな雰囲気のランプに仕上がりましたね。こいう雰囲気のステンドグラスを飾るコーヒー屋さんが近頃少なくなってしまいました。ストレートな傘の形。直線を基調とし各所に丸みを帯びたイエロー色のガラスが良い雰囲気ですね。バックのホワイトのガラス、灯りを通すとほんのり肌色に発色し暖かさもあります。
8面体のパターン。同じ平面のステンドグラスを8枚作って行きます。今回のデザインは隣の面と線がズレると結構目立ちます。ある程度制作なカットを心がけないとズレてしまうので結構気を使いますね。立体へと組み上げる前に最終確認。
各面を慎重に組み上げて行きます。結構この作業時はズレるのです。手がもう一つ欲しいと思ったことでしょう。私もお手伝いはしますので苦しい時には声をかけて下さい。
組み上げを終えランプの形へと。この時点では半田付けの厚みが少ない状態の時は結構歪みます。左手でしっかり支えながら直線分の半田付けを完成させてゆきます。
内側の半田付けも大切です。見えない所こそ綺麗に仕上げて行きましょう。外の光を受けてガラスが綺麗に発色していますね。小さな赤い三角形のポイントも良い感じに生きています。オーソドックスな8面体のランプ制作は課題でもありますがデザインや大きさは自由です。パターンでも良いし総絵柄も面白いステンドグラスのランプになります。同じ8面体でも傘の広がり角度が異なると全く違うランプになってきます。どんな線を入れるかどんな絵柄を入れるか、ご自身で作り上げ大切に飾ってあげて下さい。次回から筒形ランプの制作。今度は絵柄が入りそうですね。楽しみにしています。
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【制作教室】
Atelier Reverieでは趣味、習い事、生涯学習として楽しく学ぶステンドグラスとサンドブラストの各教室を開催しています。経験の無い方でも安心して基礎から丁寧な指導を行っています。年齢性別を問わずステンドグラスは世界中で多くの愛好家が学び楽しめる伝統工芸です。日本国内でも多くの教室が活動していますので興味が有る方は是非学んでみて下さい。
【プロを目指したい方へ】
職業としてステンドグラスの技術を学びたい方、先々ご自身の教室を開きたい方へプロ養成として技術者養成講習を行っています。特に教室運営を目指したい方へ適した技術と知識の取得内容です。全く経験がない方へ個人指導の環境で学べます。技術の基礎から教室運営の内容まで指導しおります。
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