ごめんね
僕が怒るときみはいつも不機嫌になる
それはそうだろう
怒られて気持ちのよい人間はいない
それを知っているから
僕だって 本当はきみを怒りたくないんだ
ただ僕は完璧な人間じゃないから
たまにきみの行動にだらしなさを感じてしまうと
つい 怒ってしまうんだ
僕は頭に血がのぼって
「きみをそういう人なんだと思うことにした」って冷たく突き放してしまったけど
それは 僕が僕を助けるために言ったことで
きみを 傷つけたいわけじゃないんだ
ごめんね
きみが思うほど 僕は完璧じゃない
きみのことが大好きだけど
たまにはイライラムカムカすることだってある
僕が背負っているものをきみが分かってくれているか
尋ねたくなることもある
でも言えないんだ
「僕に完璧を求めるな」って
だって そう言ってしまったら
自分で自分の限界を見せることになってしまうだろう?
そんなのは男として嫌なんだよ
どうしようもなく
嫌なんだよ
崖っぷちスレスレで歩いていても
口笛吹いていたいんだ
きみにはそう見られていたいんだ
だから
きっと一生きみに僕の気持ちなんて分かることはないかもしれない
僕がそれを見せようとしていないから
僕を許してくれ
たまに
怒ってしまう僕を許して
きみのことが嫌いなわけじゃないんだ
ただ僕が出してはいけないはずの弱さを見せてしまうのが怖くて
その結果がこの怒り
もう仲直りしたいんだけどな
怒った手前 どうきみに話しかけていいか分からない
それにきみが傷ついているのが分かっても
慰めるのは なにか違うと思うんだ
身勝手かもね
でも僕を許して
こんな僕でも側にいてくれるって
きみにいって欲しいんだ
僕がどんな人間でも 信じてついてきて欲しいんだ
たまに怒ったりするかもしれないけど
僕はきみを愛しているから
きみを手放すことなんてできないんだ
それを
こっそり
知っていて
きみに伝わることのない僕の独りごと
だから 僕は祈るしかない
きみが僕を捨てていかないように
僕にきみを守らせてくれるように
Ende ©ZinSinWind
2008/11/20